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【緊急支援】ミャンマー地震ー ご寄付・ご支援のお願い

up 2025.03.28

【緊急支援】ミャンマー地震ー ご寄付・ご支援のお願い ジャパンハート

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日本時間の3月28日午後3時20分ごろ、ミャンマー中部のマンダレー付近を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生しました。

被害の甚大な震源地付近で、屋外診療、医療物資支援、食料配布を実施中

ジャパンハートは、今回の震源地とされるミャンマー中部に位置するザガイン管区のワッチェ慈善病院を拠点に活動しており、地震発生時には創設者で小児外科医の吉岡秀人が被災、手術中で全身麻酔をかけた患者を人工呼吸器具を使いながら屋外へ緊急搬送したほか、施設で2棟あるうちの1棟が崩壊するなどの被害を受けました。

翌3月29日早朝には震源地エリアに緊急調査チームを派遣、3月31日より屋外診療と医療物資支援を開始しました。
地震による崩壊で運営不可能となったワッチェ慈善病院の敷地内にて、外傷者を含む患者への屋外診療、さらに首都ネピドーにある1,000床規模の基幹病院の要請を受け医療物資のほか水・食料などを直接届けました。
4月4日現在、ザガイン管区での巡回診療を現在8ヵ所で行った他、食料配布も実施しています。

ジャパンハートが4月1日から11日の間に診療したのは、計17ヵ所のべ617名。
4月中旬から始まる水祭りの季節は例年、祝祭とともに雨季と厳しい暑さが重なる時期でもあります。
建物が倒壊し、屋外で寝泊まりを続ける人々もいる生活をどう支えるか、私たちも現地で模索を続けています。

ミャンマーはこれから雨季を迎え、家屋が倒壊した方々が非常に厳しい状況に置かれ、さらにインフラの復旧工事にも時間がかかります。
今後は、医療支援を継続しながら、一部倒壊したワッチェ慈善病院の修繕、感染症拡大を予防するため必要な物資提供などを、中長期的に実施していく予定です。
皆様のご支援、ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

ミャンマー中部ザガイン管区のワッチェ慈善病院、ヤンゴン事務所、ヤンゴンの養育施設「Dream Train」ともにスタッフ、患者そして子どもたちの安否は確認できております。
多くの方々からご心配と励ましのお言葉をいただき、深く感謝申し上げます。

最新の活動情報をページ下部に掲載しております。ぜひご確認ください。

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ご寄付・ご支援の受付

2025年3月ミャンマー地震へのご寄付を募集しております。
皆様からいただいたご寄付は、本地震への活動に大切に使わせていただきます。

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お振込みでのご寄付

以下の口座宛にお振込をお願いいたします。
※お振込用紙の通信欄または、ATMのメッセージ欄に「ミャンマー地震支援」と記載ください

ゆうちょ銀行からお振込みの場合
銀行名:ゆうちょ銀行
口座名義:特定非営利活動法人ジャパンハート
口座番号:00910-3-166806

ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振込の場合
銀行名:ゆうちょ銀行
預金種目:当座
金融機関コード:9900
支店名 〇九九店(ゼロキュウキュウ)
支店番号:099
口座番号:166806

※認定NPO法人であるジャパンハートへのご寄付は、税制優遇措置の対象になります。
(寄付金額-2,000円)×40% の額が所得税から控除されます。(税額控除方式)

※本活動に必要な資金を上回る寄付をいただいた場合、今後の緊急救援活動やその準備など、ジャパンハートのその他の活動にあてられます。また、活動状況や資金調達状況に応じて、本募金の受付を予告なく終了する場合があります。
※領収書については こちら をご確認ください。

ミャンマー地震・患者さんの声(2025年4月13日更新)

チャウセー病院では発災当日、約350名の患者さんが緊急搬送されましたが、既に50名が息を引き取っていました。
病院スタッフも怪我をしており、現在は回復したスタッフで医療を続けています。

地震の瞬間、子どもをかばおうとした男性は、建物が崩れ落ちる中で右足を瓦礫に挟まれてしまいました。倒壊した建物の天井が落ちてきたようです。

病院に搬送されたものの、足の損傷がひどく切断手術へ。「つらいですが、他にももっと大変な状況の人を見たので、私は幸いな方だと思っています」と話してくれました。

ミャンマー地震から2週間・巡回診療(2025年4月11日更新)

4月10日は2ヵ所で147名を診察しました。地震関連の外傷などのケースはなく、元々の内科的疾患や地震のストレス・疲労によると思われる不調が多くを占める状況でした。
地震発生から約2週間が経ち、現地では外傷患者が占めるフェーズは終わり、新たな医療が求められています。

被災され家族を亡くした女性のお話(2025年4月7日更新)

マンダレーから車で約3時間半南にあるヤメティンという村で、ある⼥性にお話を伺いました。
発災当時、職場にいた彼⼥が急いで⾃宅に戻ると、3階建ての家はすでに倒壊していました。
「主⼈は2階にいて助かりましたが、1階にいた⺟と娘は⽡礫の下敷きに。
救出までに5時間かかり、⺟は亡くなっていて、娘も意識がなく、かすかに呼吸をしている状態でしたが、その後亡くなりました。
あと少しでも早く助け出せていたら、⽣きていたかもしれません。」
私たちは、ひとり一人に寄り添いながら、支援を続けていきたいと思います。

ザガイン病院 医療物資寄付(2025年4月6日更新)

ザガインの建物損壊率※は60-70%と推測され、昔ながらの家は比較的平常通りである一方コンクリの被害が甚大です。
ザガイン病院へ直接届けた医療物資では、オペ室用のディスポ物品(ベッドシーツ、気管チューブなど)などを支援。JHスタッフとの2人での写真は、たまたま病院へ視察に来ていたミャンマー保健省の方で、ジャパンハートのことも知っていたようです。
ミャンマーの人々と直接会話しながら最新のニーズをキャッチし支援を継続します。
※準半壊レベルまで含む、地域を広く取った時の推測

食料配布を実施(2025年4月5日更新)

食料不足の声が届いていたワッチェ村に、ジャパンハートの病院スタッフや来院患者さんだけでなく村の人々、村へ避難してきた人々にも食料配布を行うことができました。
「来てくれてありがとうございます、皆さんの無事と健康をお祈りしています」というメッセージをいただいています。
拠点のワッチェ慈善病院2棟のうち1棟が崩壊したため実施している屋外診療は、復旧するまで継続、ザガイン管区での巡回診療は現在8ヵ所で行っています。
マンダレーそしてザガイン・ワッチェへの支援のなかで、大きな街から小さな村まで被害の深刻さを目の当たりにしており、引き続き各地の最新のニーズを調査し迅速な救援に取り組みます。

吉岡医師 帰国会見・震源地付近の様子(2025年4月4日更新)

このたび帰国した吉岡秀人医師の緊急記者会見が本日行われました。
「今の情勢で対立する両者とも、今回の災害で被害を受け、互いに支援を必要としている。特に貧困層や年配の方々、子どもたちが命を落とさぬよう、そういう人たちを助けているんだという気持ちでこの問題に関わってほしい」と語りました。

現地からは、震源地に近い、マンダレーからザガインへ向かう道の様子が届きました。
川沿いの道は大きく断裂し、応急的に補修された道は大型車両の長い列ができていました。

※ジャパンハートはミャンマーの政治的情勢にかかわらず20年以上前からこの地で活動をしています。
 吉岡医師および団体は、あくまでも中立の立場をとっています。

外傷の治療に必要な抗生物質・解熱鎮痛剤を支援(2025年4月3日更新)

被災が深刻なエリアでは、外傷やそれで手術した患者さん用の抗生物質が必要です。
今朝ヤンゴンを出発した支援チームは、ザガイン病院への抗生物質・解熱鎮痛剤の支援を行うとともに、
チャウセにも向かい物資支援と次の支援に向けた現地の状況やニーズを調査します。
一方ワッチェ慈善病院のスタッフや周辺の市民からは、日々の食事に困っているという声が届いており、
スタッフだけでなく、ワッチェ村やその周辺の村々への食料支援も実施に向けて準備を進めています。
ミャンマー人も、多くの人たちがいま支援のためマンダレーを目指しています。

屋外診療と医療物資支援を開始(2025年4月1日更新)

屋外診療と医療物資支援を開始しました。
地震による崩壊で運営不可能となったワッチェ慈善病院の敷地内にて、外傷者を含む患者への屋外診療、
さらに首都ネピドーにある1,000床規模の基幹病院の要請を受け医療物資のほか水・食料などを直接届けました。
今後は、被害の大きい地域への巡回診療も視野に入れ、対応を進めていきます。

吉岡医師 ヤンゴン事務所に到着(2025年3月30日更新)

震源地に近いザガイン管区のワッチェ慈善病院で被災した吉岡秀人医師が、悪路を越え、3月30日未明(日本時間)にジャパンハートヤンゴン事務所に到着しました。
地震発生からの状況を受け止めながら、今後の対応に向けた調査と判断を進めています。

現在のワッチェ慈善病院は1階部分が大きく損壊し、全体が斜めに傾いています。

被災当日の状況(2025年3月28日)

震源地とされるミャンマー中部にあるワッチェ慈善病院では、手術中に強い揺れに見舞われました。
麻酔下にある患者を、揺れが収まった直後に現地の医療者たちが中心となって病院の外へ搬送。その後病院の一階部分は崩れ、周囲には砂ぼこりが立ち込めていました。

現地で活動していたジャパンハート創設者の吉岡秀人医師は、地震発生直後からその場で指揮を執りました。
現在はスタッフとともに安全な場所へ移動し、身の安全を確保しています。
また、病院に入院していた患者さんについても、すべて退院が完了しています。

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ジャパンハートのこれまでの主な国内災害支援・対策活動

ジャパンハートの災害支援・対策セクションでは、国内外で発生した大規模災害に対応し、緊急医療支援を実施しています。

2011年3月~2014年3月 東日本大震災緊急支援

新型コロナウイルス感染拡大への緊急支援活動へのご寄付を募集開始~私たちに今できること~3月17日に被災地へ入り、全国から医師・看護師、一般ボランティアを募り、ジャパンハートとして国内初の緊急医療支援活動を行いました。派遣したボランティアの数は450名を超えました。
現地では、避難所の巡回診療、医療物資の運搬、被災者の心のケア、ボランティアの派遣等を実施しました。
また、地域開業医の方々をサポートするため、石巻に土日のみ営業するジャパンハートこども・内科クリニックを開院し、約3年間にわたり地域医療を支えました。

2016年4月 熊本地震緊急救援

熊本市南区の医療対策本部に入り、医療救護班として避難所の医療巡回支援を行いました。その一方で、南阿蘇の老人介護施設に要介護避難者受け入れの要請が多数発生し、困窮している、と言う情報を受け、現地視察。自分たちの力で脆弱な高齢者を守る福祉避難所を申請した施設の要望にこたえ、看護師チームを派遣しました。

2020年4月~2022年9月 新型コロナウイルス感染症緊急救援

新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ1. 医療支援チームの派遣
長崎県から、「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動に対する要請を受けて4月29日~5月18日にかけて医療チーム(医師・看護師)を派遣したことを最初の人的支援活動として、2022年9月までの間に全国201か所の医療機関・福祉施設に対し、のべ485名の看護師を中心とする医療チームを派遣しました。

2. 医療用マスクの配布
「#マスクを医療従事者に」プロジェクトとしてクラウドファンディングやチャリティオークションを実施し、1万5千人の方から募った約1億5千万円の資金でマスク200万枚を調達。第一種指定感染症医療機関、三次救急医療機関、特定機能病院を中心とする合計726の機関にマスクを配送しました。

「コロナを正しく恐れる」ために必要な知識・技術を伝える3. 介護福祉施設への感染対策指導
全国の介護福祉現場で働く医療/介護従事者の方向けに、防護具の着脱や施設内のゾーニングに関する感染対策指導を実施しました。

■2021年 8月 令和3年8月豪雨災害緊急支援
佐賀県の武雄市および大町町の避難所への物的支援と感染対策指導、また地域の在宅避難者の方を巡回する保健衛生活動を実施しました。

■2022年 9月 台風14、15号緊急支援
台風14号により甚大な被害を受けた宮崎県に対し、救急救命士スタッフを派遣し物資の緊急支援を実行しました。また、台風15号により甚大な被害を受けた静岡県静岡市清水区に対し、医療チームを派遣し緊急物資支援を実施しました。

■2023年7月 豪雨で被害甚大な福岡県久留米市へ医療チームを派遣し、人的・物的支援実施
7月10日以降の豪雨により甚大な被害を受けた九州北部に翌11日より医療チームを派遣のうえ、福岡県久留米市にて支援ニーズの調査および人的・物的な緊急支援を実施しました。

■2024年1月~現在 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨緊急支援
令和6年能登半島地震において2024年1月4日から4月20日まで、避難所への医療者常駐支援を展開し、輪島市、珠洲市、能登町、七尾市の合計8ヵ所の避難所および診療所に対して看護師常駐支援と医師・看護師による巡回診療を行いました。また9月21日に発生した奥能登豪雨災害では、発災当日から看護師を中心とする医療チームを派遣し、10月11日まで輪島市内15カ所の避難所巡回を実施。また並行して、社会的孤立と災害関連死を防ぐため、応急仮設住宅に入居されている方々のコミュニティづくりの促進や潜在的な健康問題(医療、介護、福祉面)の拾い上げを目的としたサロン活動を継続しています。

◆ホームページ、SNSでも随時情報を発信予定
ジャパンハートホームページ: https://www.japanheart.org/
X(旧Twitter):https://twitter.com/japanhearttokyo
Facebook:https://www.facebook.com/NGOjapanheart/?locale=ja_JP
Instagram:https://www.instagram.com/japanheart_tokyo/

(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート

(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート 2004年、国際医療ボランティア団体として設立された、日本発祥の国際医療NGOです。「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動しており、日本およびミャンマー・カンボジア・ラオスなどアジア諸国において無償で子どもの診療・手術を実施しその数は年間約34,000件に上ります。東日本大震災では450人を超える医療従事者を現地に派遣しました。また、新型コロナウィルス感染症拡大による医療崩壊を抑制するため、「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを行い、クラウドファンディングで1万5千人の方から1億5千万円以上のご支援をいただき、200万枚以上のマスクを約700の医療機関に配布いたしました。

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