ジャパンハートは、能登半島地震支援で活躍した災害支援用キャンピングカーを今後の有事に備え、九州地方の拠点である佐賀に再配備しました。そのキャンピングカーを能登半島地震が発生した1月に能登半島中央に位置する穴水まで届けてくださった支援者様、株式会社キューワの代表取締役である古賀通浩さんにインタビューを行いました。
能登へ向かっている際の実際の状況を教えてください。
時間が早かったため渋滞にははまりませんでしたが、夜間で且つ1月のため雪が降っていたこと、何より地震発生後1週間ほどしか経っていないという状況の中の運転でした。
その中で一番大変だったことは石川県に入った後からです。一部雪による通行止めもあれば、地震の影響で通行止めもあり、迂回しながらどこが通れるのか探しながらでした。
実際に能登へ運んでもらうまでの決断理由を教えてください。
吉岡先生と自身の父が古くからの知り合いだったこともあり、ジャパンハートの活動も耳には入っていました。能登で震災があり支援に行かれるという話はお伺いしていたので、キャンピングカーを使用して何かできないかと思い、吉岡先生と奥様の春菜先生に連絡させていただきました。
他団体も支援を行っている中、ジャパンハートへお力添えをしてくださる理由を教えてください。
やはり、吉岡先生と自身の父が古くからの知り合いだったことが大きいです。吉岡先生と父がどのように関わっていたのかはあまり知りません。ですが、ジャパンハートさんがこれだけ大きな存在になり私たちも大変嬉しく思いますし、幅広い活動をされている中で、我々もできることがあればと常に感じているからジャパンハートへの支援を惜しみません。
ジャパンハートのロゴを貼っていただいたことによりアイコン的存在となり、現在能登半島で中長期的に行っているカフェ企画でも住民さんたちに「あ!ジャパンハートだ」と声をかけていただく場面も多く宣伝カーのような存在です。また能登に送り届けていただいた際、生活雑貨やちょっとしたお菓子などのお心遣い、さらにジェネレーターや携行缶などの実用的なものまで積んでいただきました。
何より、キャンピングカーがあることで医療者支援に入っているスタッフの体力面や精神面の支えにもなっています。
キャンピングカーを能登まで運んでくださった古賀通浩さん、誠にありがとうございました。
■本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人ジャパンハート
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