手術費用と医療機器をご寄付頂きました
この度、第一生命カンボジア様より、経済的理由から治療を受けられない小児患者さんを支えるための手術費用と、
ジャパンハートの医療サービスの質を向上させることを目的に患者モニターおよび小児用ストレッチャーをご寄付頂きました。
患者モニター
この度ご寄付頂いた患者モニターは現在、手術室で小児患者さんの手術時に使用しています。
この患者モニターはたくさんの指標を同時に測ることができます。
具体的には体温、心拍数、血圧、血中酸素飽和度(SpO2)、呼吸数、心電図、終末呼気中CO2(EtCO2)が測れます。特に、小児がんなどの難しい手術時には必須の医療機器です。
小児用ストレッチャー
今回、小児用ストレッチャーを導入できたことで、患者さんを安全に手術室から病棟へ移動させることができるようになりました。
これまでは柵のない大人用のストレッチャーを使用していました。しかし、手術時の麻酔から目覚めた直後の子どもは、動揺し激しく動くことが多く、柵がないと危険な場合がよくあります。
この度ご寄付頂いたストレッチャーは、四面に柵があり、患者さんの安全確保に非常に助かっています。
(手術室と病棟でストレッチャーを使用している様子)
贈呈式
2019年11月27日、ジャパンハートこども医療センターにて、第一生命カンボジア様をお招きし、医療機器の寄贈式を行いました。
式典には小児患者さんとその家族、多くの現地メディアも集まりました。
この式典の様子は多くの現地メディアに取り上げられ、当院の医療活動をより多くのカンボジア人に知って頂ける機会にもなりました。
▼Fresh News
http://www.freshnewsasia.com/index.php/en/localnews/140880-2019-11-27-09-10-22.html
▼Sabay News
http://news.sabay.com.kh/article/1176660#utm_campaign=fb
当院では初めてカンボジア現地の企業から頂いたご寄付でした。
第一生命カンボジア様は、ジャパンハートが医療活動を始めて以来、初めてご支援いただいた現地企業でした。
今後、カンボジアの子どもたちを現地の企業や個人が直接支え、持続的に医療を届ける輪を作っていきたいと考えています。
第一生命カンボジア様、この度はご支援下さいましたことを、心より感謝申し上げます。
医療現場で大切に使わせて頂きます。ありがとうございました。