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九州から能登半島地震を支援 災害支援用キャンピングカーが佐賀に帰還

up 2024.10.03

日本発祥の国際医療NGOである(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)は、能登半島地震支援で活躍した災害支援用キャンピングカーを今後の有事に備え、九州地方の拠点である佐賀に再配備することとなりました。
佐賀事務所ではこれまでに、災害時に活動するボランティアの養成研修の実施や、要配慮者向け支援物資パッケージ「Heart Stock」の備蓄を行うとともに、九州に甚大な被害をもたらした「令和4年台風第14号」で孤立地域に物的支援を実施、令和5年7月大雨の被害を受けた福岡県久留米市への人的物的支援など、国内本拠地と連携して地方拠点ならではの機動力を活かし救援活動を行ってきました。
本キャンピングカーは、ボランティア団体であるJ.S.Foundationが購入費用を支援。佐賀県内の支援者の手配で調達したため、佐賀ナンバーのキャンピングカーです。
車両は2024年1月17日より能登半島地震支援に導入し、隊員用の宿舎、休憩場所、医療支援チームの各避難所間移動、現地での訪問診療、物資輸送などに活用され、先日の令和6年奥能登豪雨の活動においても大活躍。
 そしてこの度、メンテナンスのために石川県能登半島から佐賀県に一時帰還することとなりました。メンテナンス後はまた佐賀拠点から支援が必要な地域へ移動をし、活躍予定です。

令和6年能登半島地震、令和6年奥能登豪雨における支援

ジャパンハートは、4月20日までに、輪島市、珠洲市、能登町、七尾市の計8カ所の避難所・診療所に看護師常駐支援を行ったほか、輪島市門前地区では医師・看護師による15カ所以上の避難所巡回診療を実施。フェーズが変わり多くの医療支援チームが2月末には撤収していくなか、4月20日まで医療を越えて安心を届けるため地域に寄り添う支援を継続しました。6月からは中長期支援として、仮設住宅における孤立を防ぐため「おしゃべり喫茶」と題したサロン企画を輪島市門前および能登町において継続的に実施しています。
また令和6年奥能登豪雨発災以降、10カ所以上の避難所を巡回し、環境確認や健康チェックを実施しました。今後も現地の支援ニーズを踏まえ、地域住民の方々や自治体職員の皆様に寄り添った支援を継続して参ります。

 

≪取材案内≫
能登半島地震や豪雨での活動時の写真や能登から佐賀への移動時の映像、佐賀拠点到着時の素材などご提供のほか、
現地での取材も可能です。ご取材、ご検討のほどよろしくお願いいたします。


(左)佐賀大学・西九州大学生のボランティアや支援者と協働で取り組んだ災害支援物資パッキング企画
(中)令和4年台風第14号で緊急救援を実施した当時の被災地(宮崎県)
(右)令和3年8月佐賀県豪雨災害支援時

本件に関する取材のお問い合わせ先

特定非営利活動法人ジャパンハート
広報担当:松本・上村
電話:03-6240-1564
メール:publicity@japanheart.org

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