崩壊しつつある⽇本の医療現場を救うためにマスクを必要とする医療機関へ迅速に⼗分な量のマスクをお届けします。
特定⾮営利活動法⼈ジャパンハート(東京都台東区、理事⻑ 吉岡春菜。以下、ジャパンハート)は、迫り来る医療崩壊を防ぐためクラウドファンディングを活⽤し資⾦を集め、医療機関にサージカルマスクを供給する「⽇本の医療崩壊を防ぐ」プロジェクトを開始しました。
プロジェクトはジャパンハートの理念・活動に共感する著名⼈で構成された応援団「ジャパンハート アドバイザリーボード」、およびプロ野球の⼤⾕翔平選⼿ら17 名からなる新たに発⾜した「プロジェクト協⼒チーム」の⼤きな協⼒のもと実施いたします。
「⽇本の医療崩壊を防ぐ」プロジェクトページ
https://readyfor.jp/projects/JapanMaskProject
医療の崩壊を防ぐためには、まさに今、動かなければなりません。アメリカでは9,000⼈の医療従事者が新型コロナウィルスに感染し*医療崩壊の危機に直⾯しています。⽇本でも院内感染する医療従事者が増え、医療現場に混乱が⽣じています。
わたしたちが何も⾏動しなければ、医療現場に必要なサージカルマスクの供給が早くとも5⽉以降になってしまいます。しかし、この4⽉中に必要とされるサージカルマスク不⾜を解消しなければ、⽇本のあらゆる病院が機能不全に陥る可能性があります。まさに時間との戦いです。
ジャパンハートは、こうした医療崩壊を抑⽌するためクラウドファンディング等を活⽤し、サージカルマスクを医療機関に届ける「⽇本の医療崩壊を防ぐ」プロジェクトを開始いたします。第⼀弾となるクラウドファンディングは開催期間を2020年4⽉15⽇(⽔)〜4⽉16⽇(⽊)23時までの1⽇間とし、⽬標⾦額5,000万円を⽬指し寄付を募集いたします。
*米CDC(疾病管理予防センター)調べ2020年4月14日)
①マスクを必要としている医療機関に、いち早く届けます
皆様からいただいたご寄付でマスクを購⼊し、迅速に医療機関に提供します。
②マスクがどの医療機関に、どのくらい提供されているかが把握できます
どの医療機関に、どのくらいの量のマスクが配布されているかという透明性を担保します。
提供先医療機関については、「新着情報」にてご報告させていただきます。
③基⾦への寄附で税制優遇が受けられます
詳細につきましては、クラウドファンディングのページの詳細をご確認ください。
https://readyfor.jp/projects/JapanMaskProject
・どこにマスクを送るのか、提供先をどう決めるのか
現状は、第⼀種感染症指定医療機関、三次救急医療機関を中⼼にお送りする予定です。
専⾨家との協議を経て、提供先を決定します。
配布が決まっている病院
– 京都⼤学病院
– 神⼾市⽴中央病院
– 兵庫県⽴尼崎総合医療センター
– 聖路加国際病院
– 東京都⽴墨東病院
– ⻲⽥総合病院 など
・どこからマスクを仕⼊れるのか
納⼊実績がある海外の信頼できる業者から仕⼊れます。既に⼀部を取り寄せており、複数の専⾨家によって品質の確認が取れました。輸⼊が⽌められる等のリスクが⼀定ございますが、納品できなくなってしまった場合でも、集まった全額の資⾦は⽇本の医療機関のために利⽤されます。
募集期間
2020年4⽉15⽇(⽔)〜4⽉16⽇(⽊)23時00分まで(約1⽇間)
「⽇本の医療崩壊を防ぐ」プロジェクトページ
https://readyfor.jp/projects/JapanMaskProject
今回プロジェクトに共感いただき、有志の強⼒な「プロジェクト協⼒チーム」ができました。
今後彼らと共に本プロジェクトをより盛り上げていきます。
なお、⼀部の応援者の⽅には、⾃⾝のサイン⼊特別グッズをチャリティーオークションに出品し、全額本プロジェクトに寄付いただくことになっております。
2020年4⽉12⽇、ジャパンハートの活動に共感する著名⼈で構成された強⼒な応援団「ジャパンハート アドバイザリーボード」の⼀⼈によって、医療機関の深刻なマスク不⾜を解消するためのプロジェクトがSNS上で実施され、短期間で1万件以上の賛同が寄せられました。
ジャパンハートにも医療現場から助けを求める声が集まっていたため、専⾨家を交えて議論をした結果、クラウドファンディングによって「⽇本の医療崩壊を防ぐ」プロジェクトを開催することが決まりました。
専⾨家からは、医療崩壊を防ぐうえで現時点ではマスクの供給が最も優先順位が⾼いと伺っています。⼤規模な資⾦援助によって、迅速に⼤量のサージカルマスクを医療機関に供給し、医療現場の崩壊を抑⽌することがプロジェクトの第⼀の⽬的となります。
(認定)特定⾮営利活動法⼈ジャパンハート
ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、国内外で無償の医療活動を行う認定NPO法人です。1995年に小児外科医・吉岡秀人が単身ミャンマーで活動を開始して以来、現在はカンボジアやラオスなど東南アジア諸国で、小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約35,000件実施しています。HIV孤児など恵まれない子供たちに、教育機会を提供する児童養育施設も運営。国内では、小児がん患者家族の外出に医療者が同行するプロジェクトや、離島・僻地への医療者派遣、災害被災地への緊急救援事業を行っています。また新型コロナウイルス感染症対策として、全国80か所以上のクラスター現場へ医療チーム250名以上を派遣しているほか、全国700以上の医療・福祉機関へ200万枚のマスク等物資寄付、全国600以上の福祉施設への感染予防指導等を継続しています。国際連合UNIATF Award 2020を日本から唯一受賞。
■寄付金の控除について
認定NPO法人であるジャパンハートへのご寄付は、寄付金控除などの税制優遇の対象となり、 確定申告を行うことで税金が還付されます。詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
https://www.japanheart.org/donate/receipt/
本件に関する取材のお問い合わせ
特定非営利活動法人ジャパンハート
広報担当:高橋
電話:03-6240-1564
メール:publicity@japanheart.org