2021年も残すところあと僅かとなりました。
皆さまにとって、どんな一年だったでしょうか?
本年も、新型コロナウイルス感染拡大が生活に大きな影響を及ぼすなかで、
ジャパンハートの活動に参画し、
自分自身やご家族のかけがえのない人生と同じように
目の前の一人ひとりの人生を大切に思いやり、関わり、支えて下さった
すべての皆さまに、心からの「感謝」を申し上げます。
私自身は、12月よりカンボジアの医療現場に入り、
今、この瞬間も動き続けている現場の傍でこのメッセージを書いています。
日々、私たちの活動で救えた命、救えなかった命があり、
スタッフたちの笑顔、涙も見てきました。
たとえ予後が思わしくなかったとしても、限りある人生の時間で、豊かな人生を送る為に、
いまこの瞬間に何が出来るかを必死に考え、実践する現場を見つめながら、
私たちジャパンハートが大切にしている「目の前の一人ひとりの人生と向き合い、大切にすること」の
意味を改めて強く感じています。
誰かの人生と大切に向き合うことは、自分の人生と大切に向き合うことと同じだと考えているので、
いつも頑張るスタッフたちには自分の人生を大切に過ごせることも、団体として一緒にサポートできればと考えています。
2021年も
207名のジャパンハートの日本各地、ミャンマー、カンボジア、ラオスのスタッフ(ボランティア・インターン含む)たち、
35,000(名・社・団体)以上のご支援を頂きました皆さま、
活動実施のための様々なサポート頂いた皆さま、
そして今日を迎えるために関わって下さった全ての方々に心よりの感謝を込めて。
今年も本当にありがとうございました。
明日からも引き続き、
この世界、社会の未来に「希望」を見つけ出しては、
「一人ひとりの生まれてきてよかった」を実現するため、
一つひとつ灯りをともし続けていきます。
今現在困難な環境におられる方々にも、どうか少しでも穏やかな気持ちで過ごせる時間が訪れますように。
2022年もジャパンハートを何卒、宜しくお願い申し上げます。
2021年12月31日
特定非営利活動法人ジャパンハート
事務局長
佐藤 抄 拝