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2019年 年末のご挨拶【ジャパンハート】

up 2019.12.31

2019年も残すところあと僅かとなりました。
本年も、ジャパンハートを支えて下さった皆様に、スタッフ一同深く感謝申し上げます。

・貧困や環境により医療を受ける事ができない人々に医療を届け、
・貧しい人々にも高度な医療を届けられる環境を整え、
・医療の新しい概念を創り出すこと

これらを目指している        

私たちにとっての「挑戦」を皆さんに支えて頂いて、
一つ、また一つと願いを現実にする事が出来ています。

皆さまのサポートは、また今年も世界に変化をもたらしました。

【カンボジア】では、医療活動拠点である、ジャパンハート子ども医療センターでは、今この瞬間も小児がんや難病をかかえる子どもたちが来院し、
この病院がなければ受ける事の出来なかった、治療を受ける事が出来ています。
子どもたちへ、安全な食事を提供する給食センターも稼働させる事が出来ました。

【ミャンマー】では、私たちの原点であるミャンマーワチェ慈善病院での医療活動に加え、自分たちで病院に来る事の出来ない方々の住む場所へドクターカーで出かけて行く巡回診療も積極的に実施しています。
また、今年3月には、九州大学チーム協力のもと、ミャンマー初となる小児生体肝移植手術を実施する事が出来ました。
今後、技術移転を進め、現地人医療者により、ミャンマーではこれまで治療できなかった肝臓病の子どもたちを、救うことが出来る事を目指しています。

DreamTrainの子どもが104名を超える応募者の中から日本語スピーチコンテストで優勝し、「自分の国を支える人材になりたい」と自らの言葉で語りました。

【日本国内】では、医療者が不足している僻地・離島の医療活動に、看護師さんが社会貢献とスキルアップの為に積極的に参画してもらえるような仕組みを通じて、多くの看護師さんが離島、僻地で活動されています。
また、小児がんとたたかうこどもの応援団「smile smile project」では、医療者だけではなく、非医療者のボランティアの方にも沢山関わっていただく事ができ、「医療」を治療だけではなく、その人の願いに寄り添い、必要なサポートを行うこと、という世界観を体現するプロジェクトとして、関心をお寄せいただけるプロジェクトに成長しています。

上記は一部のご紹介になりますが、皆様からお預かりしているご支援により、必要な方へ必要なサポートを着実に届ける道を一歩づつ歩む事が出来ています。

ご自身やご家族のかけがえのない人生と同じように、人の人生を大切に思い、関わっていただいていること、支えて下さる皆様に心からの「感謝」を申し上げます。

2020年も皆様と皆様の大切な方々にとって良い年でありますように。

来年も、全てのひとが平等に医療を受けることができ“生まれてきてよかった”と思える社会の実現を目指し、活動に邁進して参ります。
2020年もジャパンハートを何卒、宜しくお願い申し上げます。

2019年12月31日

ジャパンハート
理事/事務局長
佐藤 抄

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