SmileSmilePROJECT(以下SSPと略します。)今年第1回目の活動は、東京ディズニーシー旅行での付き添いです!
2019年1月23日~25日の2泊3日で沖縄から3姉弟とご両親、ご両家叔母さんとお祖母さんの合計9名をお迎えしました。
今回の旅行の目標はトイストーリーマニアに乗ること!
入院中からディズニーに行きたいと言っていたHちゃん。
ご両親は体調を崩しやすいHちゃんの願いを叶えるため、医療者が付き添うSSPを探して依頼してくださいました。
トイストーリーマニアは大人気のアトラクションのため、
なるべく並ぶ負担を減らせるようご家族の希望を踏まえて前日にボランティアの作戦会議をしました。
当日は入園とともにボランティアさんの連携プレーでファストパスを見事取得。
午前中に1回と帰る前にもう1回乗ることができ、作戦は大成功!Hちゃんも「楽しかった!」と喜んでくれました。
他にも美味しいおやつを食べたり
色々な乗り物に乗って1日中元気に楽しみました!
ご家族の方がアトラクションに乗ったり、ゆっくりと移動している合間にもボランティアさんは
ノンストップで大人用の絶叫系アトラクションのファストパスも取ってくださり大活躍でした。
医療者の付き添いやボランティアさんのサポートの下、安心して思い切り遊んでもらうことができて尚且つ、
大人の皆さんにも楽しんでもらえたことがスタッフとしてとても嬉しかったです。
当日のボランティアさんはSSP顔なじみの看護師山崎さんと小児がんサバイバー(経験者)のゆりもん。
見慣れない大人が3人(スタッフ1人、ボランティア2人)もいて、Hちゃんは少し緊張した様子もありましたが
いつの間にか打ち解けていました。
闘病中の子どもたちにとって病院で会う看護師は痛いことをする人だったりしますが、
旅行では一緒に遊んでくれる優しいお兄さんお姉さんにイメージチェンジされたようです。
ボランティアさんから頂いた感想を紹介します。
サバイバーゆりもんより「ご本人はもちろんのこと、妹さんやおばあちゃんともお話ができ、
サバイバーとして多面的に関わりを持てたことを嬉しく思います。」
そしてご家族の方からも、「サバイバーとしての声や、子供達を見ている看護師さんの声を聞けてとても良かったです。今回ディズニーに皆さんと行けて本当によかったです。あともう少しの治療を頑張りたいと思います!」と嬉しいメッセージを頂きました!
たった数日の関わりの中でも、お互いにとても良い関係ができていたことを実感します。
旅行での素敵な思い出や仲間との出会いが、治療中のこころの癒しとなりこれからの治療の糧や人生の希望になっていくと嬉しいですね。
ご家族の皆さまボランティアの皆さま、楽しい時間を一緒に過ごさせて頂きありがとうございました。
ジャパンハートの理念の一つでもある『人のこころに届く医療』を目指して、今年もひたむきに活動していきたいと思います。
応援よろしくお願いいたします
この旅行ではシスメックスの社会貢献ポイント制度によるご寄付を活用させていただきました。
ご協力ありがとうございました。
SmileSmilePROJECT担当 金アンナ
がんと闘う子どもと家族の応援団
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