ミャンマーでは、新型コロナウイルス第二波により陽性者数が急増しています。
特に感染者との接触履歴のない新規陽性者が多数確認されているヤンゴンでは、9月21日より保健スポーツ省の指示により、自宅待機措置がとられています。
ヤンゴン郊外にあるDream Trainでも、スタッフの外部からの通勤は許可が得られず、最短でも10月7日までは、日本人をはじめ施設外に住むスタッフ全員が自宅勤務となりました。
このような状況となった今、120名の子どもたち暮らす施設の不安はゼロではありません。
しかし、ミャンマーでの感染の抑え込みが成果をあげていた頃から、校長はじめ全スタッフと共に第二派への危機感を持って計画や準備をしていました。
外出がより厳しく禁じられることとなった現在は、普段以上にカウンセリングにも力を入れることで、子どもたちの心身共の変化を見逃さないような体制作りをしています。
このような取り組みにより、施設では、現在も平時と変わらないような日常を送ることができています。
【自宅待機措置がとられる前、プログラミング授業に参加した際に撮影しました。】
また、今年の春から、国内外の皆さまとインターネットを介して繋がる機会をいただいたことで、以前はネットに苦手意識を持っていたローカルスタッフも、オンラインでのイベント開催やミーティングに慣れてきました。
子どもたちは、大人以上に適応能力が高く、今では毎日行われている塾のオンライン授業や語学学習、筋力トレーニングなどイベントの際に、誰からの指示も待たず、手際良く機器の準備やセッティングを進めてくれます。
日本をはじめ様々な国で「新型コロナウイルスによるIT化」が進んでいますが、ここDream Trainでも昨年では考えられなかった変化が起きていることを、とてもありがたく感じています。
▼ジャパンハートこども医療センターとのオンライン食育授業の様子はこちらから!(20.09.02UP)
https://www.japanheart.org/reports/reports-cambodia/food_education_200902.html
【スコールの後、綺麗な虹がでました。】
けして医療水準が高いとは言えない中での、新型コロナウイルス感染拡大を受け、この国に住む多くの方が先の見えない不安を抱えながら今できることに注力されているのだと思います。
Dream Trainも、陽性者の方の早期回復と、一日でも早い流行の収束を心から願いながら、子どもたちのためにできることを考え、実行し続けていきます。
子どもたちの日々の様子をアップしています。ぜひご覧ください!
Dream Trainインスタグラム
https://www.instagram.com/dreamtrain_yangon/?hl=ja
Dream Train You-Tubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=PCVE0fBt5Ew&t=9s
▼プロジェクトの詳細はこちらから
Dream Train 子どもたちの夢や未来を育む養育施設