ミンガラーバー!こんにちは。
ミャンマーワッチェ慈善病院の加藤です。
先日、新型コロナウイルスの治療を行っている医療施設へ物資のご寄附に伺ってきました。
ミャンマーでは新型コロナウイルスの感染者は政府系の病院が受け入れる体制となっておりますが、連日1000人近くの新型コロナウイルス陽性者が確認され、医療現場は非常にひっ迫しております。
ワッチェ慈善病院のあるザガイン市の病院と近隣地区であるマンダレー市にある病院へはオールカバータイプの防護服とサージカルガウン、N95マスクといった医療物資をご寄附いたしました。
ザガイン市の病院は11月には新型コロナウイルスの入院患者が10人ほどでしたが、12月に入ってからザガイン市でも陽性患者が増加し、現在は80人ほどの患者さんが入院しているとのことです。マンダレー市の病院でも病床の3分の2以上はすでに埋まっており、今もなお増え続けているこの状況に対応していくのは非常に困難を極めることでしょう。
また、病院長へお話を伺ってみると、PPE(個人防護具)などの医療物資だけでなく、洗剤などの日用品などの物資も不足しているとのことでした。
通常の入院ですとミャンマーの病院は日用品、寝具、また食事についてもすべて患者自身で持ち込まなければなりません。しかし、新型コロナウイルスの治療はすべて治療費無料、そして日用品や寝具、食事などもすべて病院から提供されています。
国内で最も感染が拡大している第一都市ヤンゴンにある新型コロナウイルス治療センターへは枕、布団、シーツなどの寝具と蚊帳のご寄附をいたしました。
今後もミャンマー国内の動向をみながら、ジャパンハートとしてミャンマーのためにできることを継続して行っていきたいと思っております。
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