ジャパンハートミャンマーの小林です。
日本では新年が明け、お正月休みでリフレッシュされた方々も多いかと思います。一方で、ミャンマーでは毎年恒例の吉岡ミッションが12月末から年を跨いで行われました。ヤンゴン以外の別の活動地では、情勢不安で患者さんの来院も減少傾向にありますが、引き続き活動を継続していきます。
1月の活動報告をお送りいたします。
2024年度の手術件数推移
1月の手術実績
・口唇口蓋裂専門ミッション:24件(うち成人1件)
・小児外科ミッション:8件(うち小児がん手術:3件)
・ワッチェ慈善病院での手術活動:10件(うち小児手術:3件)
1月の医療ハイライト
・岡山医療センターの中原先生がいらして、手術活動を行ってくださいました。中原先生は今年度、4回目のミャンマーでの活動をいただき、今回は合計8件の小児手術を行ってくださいました。先生のお人柄と手術の技術により、支援先病院の医療者とも良好な関係を築き始めており、支援支援を継続できております。
・口唇口蓋裂ミッションでは24件の手術を実施いたしました。今回はタウンジーというミャンマー中部シャン州の州都での活動となりました。ジャパンハートの支援により、口唇口蓋裂手術を行ってくださるミャンマー人医師とともに、各地で手術活動を行っており、今後も継続していく予定です。
・ワッチェ慈善病院での手術活動も引き続き継続しております。1月での手術数は10件となりましたが、ミッション自体は12月28日から年をまたいで行われました。直近は情勢不安もあり、今回のミッション前に、治安の悪化によるゲリラ的な衝突が近くの地域で発生し、予断を許さない状況が続いています。引き続き、状況を注視しながら活動を進めていきます。
ジャパンハートミャンマー 小林裕二
▼ミャンマー プロジェクトの詳細はこちらから
ミャンマー