いつも活動へのご支援をいただきありがとうございます。元インターンの永田です。
クリスマスシーズンのミャンマーでは、大々的なイルミネーションはありませんがショッピングモールなどではクリスマスツリーやリースなどの装飾がされているのを見かけます。
Dream Trainにも子どもたちが飾りつけしたクリスマスツリーが飾られます。
何歳になっても、どの国にいても、どこかワクワクする雰囲気は感じられるものですね。
今回は勉学とサッカーに励む20歳のネイミョーアウン君にインタビューを行いました。
真ん中に写っているのが、ネイミョーアウン君です
自己紹介をお願いします。
20歳のネイミョーアウンです。Dream Trainに来て10年になります。
高校生で、今は11年生試験(年度末進級試験)に向けて勉強をしています。
サッカーが好きで以前までDream Trainのサッカー教室にも参加していました。
故郷や家族のことについて教えてください。
シャン州東部の出身で7人家族です。兄と弟と妹がいます。Dream Trainには兄と友人と一緒に来ました。
母がDream Trainを僕に紹介してくれたのですが、故郷を離れることに対して寂しい気持ちもありました。
でも、学校に通って勉強ができると聞いてDream Trainに行くことを決めました。
Dream Trainに来てからの生活について教えてください。
来たばかりの頃はもちろん寂しく感じましたが、友達もすぐにできて、Dream Trainでの生活が楽しいと感じるようになりました。
今思い返しても、困ったことは特に思い浮かびません。
Dream Trainで行われる行事のなかでは、クリスマスの行事が好きです。
ミャンマーでは仏教を信仰している人が多いですが、ここにいる子どもたちの中にはキリスト教を信仰している人も多いです。
この行事では神父さんを呼んでみんなで聖歌を歌います。
学校に通う日々のなかで特に印象に残っていることを教えてください。
中学生の時に学校で行われたサッカーの試合で賞を取ったことは特に印象に残っています。
サッカーも好きですが、僕は学校の勉強も好きなのです。
11年生試験(年度末進級試験)に合格できるように引き続き勉強も同じくらい頑張っていきたいです。
5月に行われたヤンゴン管区サッカー大会でゴールキーパーとして優勝に貢献しました
夢や目標を教えてください。
Dream Trainにいる他の子どもたちのなかにも同じ夢を持った子どもたちがいますが、僕もサッカー選手になりたいと思っています。
だいぶ前のことですが、ミャンマーに来ていたブラジルのサッカー選手と交流したことがあります。
その際に世界で活躍するサッカー選手に憧れを持ちました。ヨーロッパなどサッカーの強い国で選手としてサッカーをしてみたいです。
まだあまり多くのことを知らないので、具体的な仕事については正直はっきりとイメージできていませんが、勉学に励んで、興味を広げていきたいです。
日本にいたころは深く考えたこともなかったのですが、Dream Trainに限らず、現在のミャンマーの難しい状況と子どもたちの話を聞くうちに、夢を描き、その夢に向けての目標を立てていくためには整えなければならない、いくつものステップがあると深く感じています。
不安定な環境下ですが、子どもたちが自分自身の将来について考えられる状況が持てること、そして幅広い興味関心の中から夢を見つけられるように、機会を与え、視野を広げてあげることが、子どもたちのよりよい将来の選択につながっていくのだと思いました。
子どもたちの日々の様子をアップしています。ぜひご覧ください!
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