3月21日、インターネットの接続に不安が残る中、日本とミャンマーを繋ぐオンラインイベントが開催されました。
ご主催くださったのは、2019年4月に、Dream Trainの子どもたち8人を日本に招待くださった、Kurikindiesの皆様です。
2019年『Dream Train 8人の子どもたち 初めての日本滞在記』はこちら
同窓会で懐かしい面々と再会
日本訪問時、子どもたちは里親様・支援者様との交流や、教育機関訪問など様々な体験をしたのですが、メインイベントは日本の子どもたちとのワークショップや運動会を通じた交流でした!
育った環境、違う文化・価値観を持つ同年代の子どもたちが意見交換をしたり身体でぶつかりあうことで、それぞれの違い以上に、国境を越えて “同じ地球人である” ということを実感することができた旅となりました。
そして、あの日から二年の月日が流れた2021年3月、みんなが今どのような生活を送り、どのようなことを考えているのかをシェアするオンライン同窓会に参加することとなりました。
恥ずかしがりやなDream Trainの子どもたちが、オンラインの場でどの程度発言ができるかな?と不安もあったものの、実際に会が開始されると、懐かしい面々との再会に、自然とニコニコ満面の笑みがこぼれました。
*日本からの帰国後に、Dream Trainの男の子が描いた自分と日本人のお友達の似顔絵です。みんなに見せることができ、本人も描かれた方もとても喜んでいました!
お互いの変化を知り、ここからの未来を考える
会の最初に、改めて自分の近況を交えた自己紹介を行い、それぞれの変化をシェアしました。
あっという間に過ぎていった二年ですが、日本での交流をきっかけに新たな挑戦を始めた人や進学・留学を体験した人など、それぞれが各々のOnly Oneの人生を生きていることを知ることができ、子どもたちとともに、私たちスタッフも大きな刺激をいただきました。
また、変化はもちろんDream Trainの子どもたちの中にもありました。
例えばこんな風に…
・8人中3人は就職をし、施設を離れて生活を開始している。
・日本を訪れてから、ゴミを道端に捨てずゴミ箱にきちんと捨てる習慣の重要性に気づいた。
・反抗期が終わった!
・身長が大きくなって、筋肉もついた。
・日本語・英語・韓国語の学習を始めた。
など
小さくても、とても大切な変化がたくさんあり、これらは同窓会があったからこそ改めて気付けたものだと感じています。
また、会の最後には、10年後の未来を想像し発表する時間が設けられました。
過去の2年と未来の10年を比べると、時の重みを増して感じられました。
世界の未来を担う、希望ある子どもたち。
彼ら彼女らのこれからの活躍を、心から応援しています!
Kurikindiesの皆様、素敵な機会をくださりありがとうございました。
子どもたちの日々の様子をアップしています。ぜひご覧ください!
Dream Trainインスタグラム
https://www.instagram.com/dreamtrain_yangon/?hl=ja
Dream Train You-Tubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=PCVE0fBt5Ew&t=9s
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Dream Train 子どもたちの夢や未来を育む養育施設