ミンガラーバー!こんにちは。
ミャンマーは情勢が非常に不安定な中ではありますが、安全を確保しながら医療活動を続けることができています。
ティーサゥン病院での外来診療・手術活動についてご報告させていただきます。
(ミャンマーの手術活動についてはこちらから)
ジャパンハート創立当時から活動を続けているワッチェ慈善病院。
そのワッチェ慈善病院のあるワッチェ村にわたしたちは住んでいます。
そこから出張診療という形で、2019年11月からティーサゥン病院での外来診療を開始し、2019年12月には第1回目の手術活動を行いました。2020年は新型コロナウイルスの影響でティーサゥン病院での医療活動が一時中断せざるを得ない状況もありましたが、これまで計10回の出張診療を実施することができました。
新たな活動地ということで医療物資などすべて一から整えなくてはなりませんでしたが、皆様からのご支援のおかげで、徐々に設備を整えることができています。日頃からのご支援に感謝申し上げます。
また、以前は現地ミャンマー人スタッフと日本人スタッフが協同して活動を行っておりましたが、2020年4月からは新型コロナウイルスの影響で救援便を除くすべての国際線が欠航となり、日本から医師や看護師の渡航が叶いません。そのため現在は、現地ミャンマー人スタッフを中心に医療活動を行っています。
これまでは何となくこれはミャンマー人スタッフの仕事、日本人スタッフの仕事、と役割がわけられてしまっていた仕事もありました。それぞれの得意分野などを生かし、協力しながら行うこともとても良かったのですが、今はミャンマー人スタッフだけです。自分たちですべて行わなければなりません。医療ケア以外にも事務的な仕事や宿舎のことなど、患者さんに最善の医療を提供できるよう、今いるスタッフみんなで頑張っています。
いま、ミャンマーは非常な困難な局面を迎えています。
ミャンマー人スタッフたちも日々さまざまな思いと葛藤しながらも、一人一人の患者さんと丁寧に向き合い、医療を届けています。ミャンマーに住む人々が、笑顔で、そして穏やかに過ごせる日常が一日も早く訪れるよう願ってやみません。
▼ミャンマー プロジェクトの詳細はこちらから
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