こんにちは。ミャンマーから2月に行われた、出張診療の様子をレポートします!
今回の出張診療ではマンダレー管区にあるモゴク(Mogok)という場所に行ってきました。
わたしたちの活動拠点のザガイン管区ワッチェ村からはおよそ250㎞離れた町で、カーブが999あるといわれる山道(真偽は不明ですが、おそらくそれだけ多いということでしょう…)を走り抜け、車で7時間かけて到着しました。
2月のモゴクは朝晩は肌寒く、昼間は太陽が照ってすこし温かい、日本の冬にも似た気候でした。 山があり、町には湖があり、とてもきれいな町です。ネパール系やインド系の人々も多く、私たちが活動しているワッチェ村とは気候や雰囲気が違う町でした。
早朝、湖やお寺の周りでウォーキングや体操をしている人々。
診療活動は、現地のボランティアグループ協力の元、お寺の一室を使用させていただき行いました。現地のボランティアグループの方々には出張診療前の町の人々へのアナウンスから当日の患者さんの誘導まで、サポートをしていただき、診療活動を非常にスムーズに進めることができました。
今回は、318名という沢山の患者さんがこられました。
出張診療ではいつもその地域や僧院のボランティアグループの方々にお手伝いいただいております。事前のアナウンス、診療場所の準備、患者さんの誘導など現地の方々の協力なくしては診療活動は成り立ちません。私たちがこのような活動を行うことができているのも多くの方々のサポートがあってこそだと、毎回感じさせられます。
ボランティアグループの方々と。
今回の出張診療では3日間で名の患者さんの診察を行いました。手術が必要な患者さんは後日ワッチェ慈善病院にて治療を行います。
ミャンマーには135の民族がおり、その土地土地によって民族・言葉・文化が違います。普段ワッチェ村で生活しているだけではわからないミャンマーのまた違う一面を垣間見れた出張診療でした。