こんにちは。ワッチェ慈善病院の加藤です。
ミャンマーは乾季に入り、朝晩は少し冷え込む季節になってきました。
私たちは、ミャンマーの医療活動拠点であるワッチェ慈善病院での毎月の手術活動以外にもさまざまな活動を行っています。
巡回診療がその一つです。
大きな車に外来診察に必要な荷物をすべて積み込み、スタッフも乗り込み、みんなで診療活動へ向かいます。巡回診療へ向かう土地はさまざまでワッチェ村から時には車で14時間かけて向かうことも…
今回向かった先はミャンマーのHtee Saungという場所です。ワッチェ村からは1時間30分ほどで比較的近い場所です。（ミャンマーの国土面積は日本の1.8倍。長距離バス移動に慣れているミャンマー人にとっては3～4時間くらいまでの移動は“近い”そうです。）
診察の準備をしていると、続々と集まってくる患者さんたち。巡回診療では診察代・薬代すべて無償で提供しています。
ジャパンハートが無償で診察を行うというのを聞きつけて、多くの患者さんが集まってくれました。
2日間で計334名の患者さんの外来診察をしました。終わるころにはスタッフのみんなもへとへとでした…が、多くの人へ医療が届けられた喜びと達成感で自然とみんな笑顔。
12月には今回の巡回診療先であるHtee Saungで手術活動を行います。受診した患者さんの中で手術が必要な患者さんはHtee Saungでの手術活動またはワッチェ慈善病院での手術活動で治療を行うことになります。
今後もワッチェ慈善病院での活動だけに留まらず、ミャンマー全体に笑顔を届ける活動をしていきたいです。
加藤 まどか
