活動レポート

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通訳として初めて参加した手術活動

up 2022.07.20

こんにちは、通訳兼広報担当のラッキーです。私は今回の手術活動ではほぼ3週間ウドムサイ県で暮らしていました。

自分にとって地方で暮らすのがもっとも長い期間です。手術活動に参加するのが始めてなので、この期間中に色々なことを体験して、新しい経験を得ることができました。
5月30日にビエンチャンから出発して、患者さんの診察をするために他のスタッフと看護師さんたちと協力して物資を準備したり、片づけたりしました。
術前診察の日に日本語通訳者として患者さんと看護師さんの間で話が通じるようにサポートしていました。この日、色々なところから来た患者さんと話すことができ、患者さんの状態が段々分かってきました。

診察の日には、まず日本人のお医者さんとラオス人のお医者さんが一緒にエコーで甲状腺の状態を診察して、患者さんの状態をまとめてから、吉岡先生がもう一度診察行います。
吉岡先生は、甲状腺を触るだけで甲状腺の状態が理解でき、手術の時間などを予測することもできました。このような診察は初めてみたので、本当にびっくりしました。
吉岡先生は本当に優秀お医者さんだなぁと思っています。

今回の手術活動では、私は4日間手術室で通訳として役割を果たしました。手術室に入るのも体内を見るのもはじめてなので、最初はすごく緊張しました。怖かったし、手術中に先生が言ったことがどれくらい理解できるかを色々心配していました。
しかし、分からないときにお医者さんが優しく説明してくれて、先輩も助けてくれたので、とても感動しました。段々慣れてきたら、自信を持てるようになり、最後の患者さんまで通訳の役割を続けられて本当に良かったです。

手術中には普通に体験できない色々なことが体験できました。医療の専門ではない私でも、手術の手段で麻酔をかける手段から縫合の手段まで見られ、患者さんの緊急の時に医療スタッフがどのように対応したか、医療のこと特に甲状腺のことを少しずつ理解できるようになってとても勉強になりました。

手術が終わった後、看護師さんについて術後看護をするので1週間ぐらい病院で通訳の作業を続けていました。この短い看護期間はでしたが、患者さんたちと近い距離で接したことでいい関係を築くことができました。

自分は仲立人として患者さんの気持ちも看護師さんの気持ちも理解し、できるだけ自分の力でサポートしたいと思っていました。
患者さんが苦しい時などは自分でも何か助けられることがあったら本当に助けてあげたかったです。自分の家族でもないですが、早くよくなってほしくて、彼らの元気な姿が見られて自分でも幸せになったと感じました。

看護師さんの気持ちもそうでしょう。看護師さんは毎日、一生懸命患者さんを一人一人優しく看護していました。寝る時間も食べる時間も少なく、患者さんに呼ばれたら、いつも患者さんのことを先にしていました。

私は医療スタッフがみんなすごいなあと思ってラオス人としてとても感動しています。本当に感謝しています。

今回の手術活動で、医療活動や医療スタッフの大切さ、人々の命を救うことの重要さがわかりました。
今後の活動にも自分が出来るだけ力を入れて、頑張っていきたいと思います!

 

▼プロジェクトの詳細はこちらから
ラオス | 北部・ウドムサイ県での甲状腺疾患治療事業並びに技術移転活動

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