4月19日から21日にかけて、ラオス事業ではチームビルディングのワークショップを行いました。今回の目的は主に3つです。
1.ジャパンハートが掲げているビジョンやミッションを現地で働く職員1人1人に理解してもらう。
2.今は少人数のラオス事業だが、今後の拡大に向けて現メンバーの結束を高める。
3.それぞれが個々人及び、団体としての活動目標を明確にし、その達成に向けて頑張れるようにする。
これらの目標を掲げ、3日間に渡って様々なプログラムを行いました。
まず初日は団体としての目標(ゴール)を明確にし、続いてラオス事業としての目標を考えました。
2日目は、各個人の目標や、ジャパンハートの職員として何を大切して働きたいかを考える、自身と向き合うための時間になりました。そして最終日には、より多くのラオスの人々の役に立つために何が出来るのかを考え、チームに分かれてプレゼンを行いました。
また、各アクティビティの間には楽しいゲームなども行い、チームとしての団結力も深めることが出来ました。
今回のようなワークショップを行うことは、ラオス事業にとって始めての取り組みでした。そこで、ドライバーのラーさんにその感想を聞いてみました!
ワークショップをやってみてどうでしたか?
このようなワークショップを行うことは、初めてでした。
だからとてもやりがいがあって挑戦的な取り組みでした。
これほどまでに深く、広い視野で物事を考えることはこれまでになかったので、とても有意義な時間になりました。
ワークショップでどんなことを学びましたか?
何か困難にぶつかった時、周りの人たちとお互いに協力し合ったり、連帯感を持って取り組んだりすることの大切さを学びました。
すぐに諦めるのではなく、どうしたら解決できるのかを一緒に考えることはとても重要だと思いました。
また、PDCAという仕組みも初めて学びました。
これからの活動に役立ちそうですし、今後は実際の取り組みの中で活かしていきたいと思います。
今回のワークショップを、今後の活動にどのように活かしていきたいですか?
先ほども述べた学んだことを活かして、様々な問題解決や自分の仕事を行っていきたいです。
PDCAもそうですし、チームでディスカッションするということも今まで以上にやっていきたいです。
また自分はドライバーなので、どうやって安全運転をするか、論理的にも考えて取り組めたらと思っています。
自身の目標を設定し、仲間たちと一緒に課題に立ち向かっていきたいです。
現地職員にとって目標を立てたりビジョンを明確にしたりすることは、あまり馴染みのない事です。今回のワークショップ中にもたくさん頭を悩ませる場面が見られました。
それでも仲間と真剣に考えたり、間のゲームでリフレッシュしながら思考を続けたり出来たこの経験は、今後の糧になると思います。
ラオスも今、コロナの影響を受けて大変な状況にあります。
しかし、そんな時だからこそ「日本発の医療団体」だから出来ることを、現地職員と共に考えていければと思います。
年度初め。チームが改めて一丸となり、新たな気持ちで一歩を踏み出すことが出来た3日間でした!
ラオス事業代表 杉山智哉
インタビュー回答者 ラー(ドライバー)
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ラオス | 北部・ウドムサイ県での甲状腺疾患治療事業並びに技術移転活動