2月20日~23日にかけて、能登町および輪島市で9回目となる「おしゃべり喫茶」を実施しました。
前回の活動で裨益者数が1,000名を超え、今回はご自宅訪問65名、カフェ会場来場者62名、合計127名の方とお会いすることができました。
大雪に伴い雪かきを実施
2月21日から22日にかけて、能登も大雪に見舞われ、早朝から雪かきが必要な状況に。
そこで住民の方が安全に外出できるよう、仮設住宅などで雪かきをお手伝いしました。
特に、独居の方や雪かきが追いついていない、あるいは難しい方のお宅周辺をはじめ、多くの方が利用する階段やスロープを除雪するなど、少しでも安心して過ごせる環境を整えました。
「おしゃべり喫茶」を継続すること
カフェ会場には、常連の方や久しぶりに参加された方、初めての方が集まり、それぞれの近況を話しながら温かい時間を過ごしました。
参加者からは、
「気分転換になった」
「ジャパンハートのサロン活動で新しく知り合いができた」
といった声が聞かれ、住民同士のつながりが生まれる場となっていることを実感しました。
また、「開催を楽しみにしていた」「少し遠いが車で来た」と、地区をまたいで参加される方もおり、6月から毎月継続してきた活動の意義を改めて感じています。
支援開始から1年2カ月
能登での支援活動を開始して1年2カ月が経過し、住民の方々との会話の中で「あの時、懐かしいですね」と共にお話しした内容などを振り返る機会も増えました。
引き続き、地域の皆様に寄り添いながら、心のケアを含めた継続的な支援を行ってまいります。
ジャパンハートが行った能登半島における支援
ジャパンハートでは能登半島地震の緊急救援活動として、2024年1月4日から4月20日までの間に避難所と診療所への看護師常駐、輪島市門前地域の避難所巡回診療を行ってまいりました。
現在は、地域の保健士さんと連携し、仮設住宅に入居されている方々のコミュニティづくりの促進や潜在的な健康問題(医療、介護、福祉面)の拾い上げを目的とした短期イベント(サロン活動)を定期的に実施しています。
サロン活動の裨益者数が2025年1月にはのべ1000名を超えました。
引き続き実施して参りますのでご興味がありましたらお問い合わせください。
令和6年能登半島地震 緊急支援活動のご寄付について
皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
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ジャパンハートの災害支援・対策(iER)
ジャパンハートの災害支援・対策iER(International Emergency Relief)では、国内外で発生した大規模災害に対応し、緊急医療支援を実施しています。
■2011年3月~2014年3月 東日本大震災緊急支援
■2016年4月 熊本地震緊急救援
■2020年4月~2022年9月 新型コロナウイルス感染症緊急救援
■2021年8月 令和3年8月豪雨災害緊急支援
■2022年9月 台風14、15号緊急支援台風
■2023年7月 令和5年九州北部豪雨緊急支援
今後も現場の支援ニーズを見極めながら、救援活動を継続的に実施していく予定です。
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