こんにちは、看護師の下瀬(しもせ)です。
私は現在クラスターが発生した沖縄の病院で医療支援活動を行なっています。
前回の活動レポートにも書きましたが、今回の沖縄の活動で、私の新型コロナウィルス関連の医療支援活動は4回目になります。
新型コロナウィルスに関連した医療支援活動では、毎回環境の違う中で活動をさせていただき、多くのことを学ばせていただいています。
現在沖縄では、複数の病院で患者さんや医療スタッフの新型コロナウィルス感染が確認されています。
今まで私が活動をさせていただくときは、クラスターの発生した病院や施設を提示され、提示された場所で活動を行なっていました。しかし、今回活動させていただく沖縄では複数の病院や施設を提示され、その中から具体的に現場での感染状況や医療支援の必要性を考え、また、活動を行うにあたって私たち自身が感染を起こさず、感染を拡大させない環境を整えることができるのかを考えた上で活動を開始することとなりました。
今回ジャパンハートでは療養病床での医療支援活動を行なっています。
活動を行わせていただいている病院では、気管切開や経管栄養を行なっている患者さんが多いため、医療的処置やケアも多く求められています。より良いケアを患者さんに提供したいと考えていても、スタッフが少ない状況で、適切な感染防護策をとりながら、いつもと同じようにケアを行うことはとても難しいです。
また、複数の病院や施設で新型コロナウィルス感染陽性者が確認されているため、それぞれの病院や施設で感染防護に使用する物資なども限られています。そのため、今回の活動中は限られた物資を無駄にせず、適切な感染防護を行うことを常に意識しています。
病院スタッフや外部から支援に入っているスタッフと共に、支援活動を引き続き頑張っていきます。
下瀬 寛子
国際看護師研修 54期生
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