活動レポート

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ふんわりチャンポン大作戦活動報告~さらなる安心を届けるために~

up 2020.12.22

本活動は、公益財団法人風に立つライオン基金様から委託を受けて実施をしています。お問い合わせは、公益財団法人風に立つライオン基金様へお願いいたします。

2020年6月から本格的に始動したふんわりチャンポン大作戦ですが、12月19日を持ちまして、当初予定されていた活動回数を終了いたしましたので、これまでの実績を報告させていただきます。

ふんわりチャンポン大作戦活動報告~さらなる安心を届けるために~

これまでの活動実績

活動実績(延べ数)は次の通りです。(※事務局による集計数)

・相談会参加施設数:658件(内オンサイト:345 / オンライン:313)
※オンサイト=実際に相談会の現場にいらした施設数
※オンライン=Zoomでの開催または、別の現場で行っている相談会にZoomを通して参加された施設数
・相談会実施数(訪問施設数):73件
・相談会総参加者数:1599人(内オンサイト:1000 / オンライン;599)
・相談会参加都道府県数:36都道府県

当初予定していた、250カ所を倍以上上回る658件の法人、施設の方にご参加いただけましたこと、大変光栄に思います。

どの相談会の際にも、(もちろん感染対策を行った上で)たくさんの方々にご参加いただきました。皆さん、真剣に利用者さんと施設の安全を考えられており、「なんとしてでも守りたい」という強い意思を感じられました。その熱意こそが我々の原動力にもなっており、日本中にこの活動を広められた要因になっておりました。この場を借りて、御礼申し上げます。

また、相談会に参加された方からのご紹介で、訪問させていただくといった機会もありました。ご自身の施設に留まらず、福祉という分野でスクラムを組み、一丸となって取り組まれている姿に、我々も感銘を受けました。率先して動いてくださった方々がいらっしゃったからこそ、ここまで大きな活動にすることが出来たと思っております。ありがとうございました。

そして運営面においても、風に立つライオン基金様はじめ、専門家の方々、医師、看護師の方々と、団体や所属先の垣根を超えて、志の高いメンバーと一緒にプロジェクトを行えた、大変すばらしい機会となりました。ここで出来た繋がりを大切にし、有事の際には1つになってその課題に立ち向かえるようなチームを、引き続き形成して行ければと思います。

ふんわりチャンポン大作戦活動報告~さらなる安心を届けるために~

相談会に参加された方々からのお声

中間時点での報告以降に頂きました、参加者の皆様からの声をご紹介させていただきます。

相談が出来る場や機会があることはありがたいです。わからないまま、不安と利用者のかたにもわからないから、やりすぎたりと、窮屈な思いや危ない思いをされるケースがあったのではないかと思う部分がありました。コロナ研修は沢山ありますが、実際自分達の環境や悩みに向き合ってもらう研修は初めてで、貴重な体験をさせていただきました。(福井県・デイサービス)

ジャパンハートの大江先生ご夫妻が新型コロナ感染症の分かりやすく講義をしてくださった事ととっても気さくで何でも質問できる雰囲気を作っていただいたので、今までしっくりこず、不安に感じていたことを遠慮なく聞くことが出来ました。
また、PPEの着脱は参加者のうち2名しか経験がなくそれが実践できたことや施設内でゾーニング対策を実際に教わったことがとても有意義でした。
参加者に感想を聞いても「とっても良い研修でした」「いつでもコロナかかって来てよかよ!って気持ちになりました」など絶賛でした。感謝・感謝の言葉に尽きます。本当にありがとうございました。(長崎県・介護付有料老人ホーム)

今回は学習会ありがとうございました。コロナ感染症は終わりが見えずに不安でいっぱいな時期がありました。自施設でクラスターが発生したら…など考えてしんどい時期もありました。今回正しい知識と予防方法を学ばせて頂き不安の解消に繋がりました。これからも長期戦となりますが昨日学習させて頂いたことを現場の全職員と共有しこれからも感染症対策を実践していきます。(福井県・県民生活協同組合)

グループワークで発表、その後に個人の疑問にも丁寧に答えていただき、研修会全体の流れも良く、自然に質問したくなるアットホームな研修会でした。
「自然に質問したくなる・質問しやすい雰囲気」の研修会を続けていただければと思います。ありがとうございました。(長崎県・介護付有料老人ホーム)

この他にも、多くの方々からご感想をいただきました。

後半は、より多くの皆様に安心を届けるため、オンラインでの相談会の実施が多くなりました。その分、実際に現場にお伺いする際に気を付けていた、「心の距離が近い相談会」が行えるか不安な面もありました。しかし、頂いたご感想の多くが、非常に温かいお言葉で溢れており、我々の励みとなっておりました。

これもひとえに、ご参加いただいた皆様の前のめりな姿勢のおかげだと思っております。現場でもオンラインでも、ふんわりとした空気感で、活発な意見交換をしていただき、ありがとうございました。

ふんわりチャンポン大作戦活動報告~さらなる安心を届けるために~

さらなる安心を届けるために

これまで行ってきました「ふんわりチャンポン大作戦」は、一旦こちらで終了となります。当初予定していた目標以上の成果を残すことができ、大変嬉しい限りです。

しかし、今日の日本では未だにコロナが猛威を振るっており、第三波の到来と言われれています。そのような中で不安を抱え続ける福祉現場の方々に対し、また別の形で安心を届けられるよう、我々も行動していきたいと考えております。
「ふんわりチャンポン大作戦」で得た経験を基に、コロナ禍初期とはまた違ったニーズに応えられるよう、医療団体として出来ることを続けていきます。

引き続き、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。

ジャパンハート 杉山

▼プロジェクトの詳細はこちらから
国際緊急救援(iER) | 新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ

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