本活動は、公益財団法人風に立つライオン基金様から委託を受けて実施をしています。
お問い合わせは、公益財団法人風に立つライオン基金様へお願いいたします。
2020年6月から本格的に始動したふんわりチャンポン大作戦も、既に3カ月が経過しました。当初のプロジェクト期間として設定していた6カ月の内半分が終了し、ちょうど折り返し地点に立ったことになります。
ここで一度、これまでの実績や訪問した施設の方々からのお声、そして今後の展開について皆様に共有させていただきたいと思います。
これまでの活動実績
8月31日までの実績は次の通りです。
・相談会参加施設数:275件(内オンサイト:206 / オンライン:69)
※オンサイト=実際に相談会の現場にいらした施設数
※オンライン=別の現場で行っている相談会にZoomを通して参加された施設数
・訪問施設数:34か所
・相談会総参加者数:592人
・相談会実施都道府県数:13都道府県
実際に訪問した施設は34か所となっておりますが、相談会を実施するにあたり、周辺の福祉施設や、同法人内の別施設の方々にお声がけいただいたケースも多々ありました。そのため、我々の訪問数よりもはるかに多くの施設や団体様に、「知識・技術・安心」を届けることが出来ています。
限られた人材の中でも、多くの方々に向けて相談会を実施出来ているのは、ひとえにお申込みいただいた方々のリーダーシップや求心力のおかげです。この場を借りて御礼を申し上げるとともに、引き続きのご協力をお願い申し上げます。
相談会に参加された方々からのお声
実際に相談会にご参加いただいた方々からのお声を、一部ご紹介いたします。
今回の相談会では一般的な情報では確信を持った答えを出せないことに対して、長崎のクルーズ船で現場に携わっていた方々が根拠と経験則の両側面からアドバイスを頂けたことで、当施設で行っていた対応の再確認と是正を確信と安心感を持って行うきっかけになると感じました。(東京都・特別養護老人ホーム)
文字通り「ふんわり」と温かい雰囲気で質問しやすかったです。情報があふれる中で正しい知識を得ることができました。また、質問にも明確に答えをいただけました。そして、研修に携われた方々の熱意、行動力、福祉の現場にまで思いをはせてくださることへの感謝の気持ちが湧き、活力をもらいました。(奈良県・グループホーム/地域活動支援センター等)
知らなかった事の発見。曖昧だった事の確認。次に繋がる研修でした。(富山県・グループホーム)
コロナとの生活においてどの程度施設として対応していくのか、今まで自分の施設内で検討し行動しておりましたが不安でいっぱいでした。今回の研修に多くの近隣施設が参加し同じ行動をとれることから不安の軽減と運営継続していいという前向きな気持ちになることができました。(神奈川県・多機能型事業所)
この他にも、多くの方々からご感想をいただいております。参加された皆様が「安心感」を持って会場を後にすることが出来ていれば幸いです。
今後の展開
チャンポン大作戦では引き続き、日本全国の福祉施設や事業所に、安心を届けていきたいと考えております。一方、8月31日現在で訪問した都道府県の数は13と、まだまだ全国と呼ぶには程遠い数となっております。
今後は、福祉に関する各協議会様などとも連携し、さらに広い範囲に安心を届けていきます。その中で、我々派遣者が感染を運ぶ原因となってはいけませんので、徹底した感染対策・予防を行った上で、活動をさらに活性化させていければと考えております。
また、実施数をただただ増やすだけではなく、内容のアップデートも行い、風に立つライオン基金様とも協力の上、さらに満足度の高い相談会を目指していきます。
引き続き、ご理解とご協力を、そして温かい応援の程、よろしくお願い申し上げます。
ジャパンハート 杉山
▼プロジェクトの詳細はこちらから
国際緊急救援(iER) | 新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ