ジャパンハートで毎年実施してきた「災害ボランティア研修」は次回で11回目を迎えます。
この節目に「より実践的な研修」に向けた内容に刷新しようと、スタッフ・ボランティア10名の協力を経て研修のトライアルを行いました。
トライアルでは、実際に災害が起きた際の活動シュミレーションを実施しました。
午前中
“九州の某県で、大雨による洪水・浸水被害が出て、該当地区の住民が避難所である(被害のない地区の)中学校へ避難してきた”
という設定が伝えられました。
5人ずつ2グループに分かれて、HUG(避難所運営ゲーム)を行いました。
HUG(避難所運営ゲーム)では、避難所を設営する上で、学校という限られたインフラ・物品・スペースの中、次々に訪れるさまざまな背景を持つ避難者に対応していきます。
避難者をどの教室に避難させるか…
避難所内で掲示板を作り、避難者に情報共有
10人いたら10人の考え方があり、絶対的な正解はない中、決断して運営する難しさを学びました。
午後
“午前中に設営した避難所にジャパンハートボランティアが支援に入る”
という設定です。
避難所に行く班と東京の事務所で後方支援を行う班に分かれて支援を行います。
避難所の支援に当たるには、情報の連携が大切です!
トライアル終了後
トライアル参加者の皆さんから多くの意見が寄せられました。
災害ボランティアとして必要な知識は多岐にわたりますが、今回の研修で大事なポイントは「実際に支援できることは限られている」という謙虚な心構えを持つことです。
被災者、そして支援者の心身を守るためにも大事なことであるということを学びました。
ジャパンハートiERインターン
山内 卯木
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