今回約1ヶ月間地元沖縄で新型コロナウイルスクラスター支援と濃厚接触者隔離施設の支援させていただきました。
2020年にジャパンハートの国際緊急救援ボランティアの研修受けてましたが仕事の都合でほとんど活動ができずにいました。
特に、地元沖縄でクラスターが発生し支援要請があっても県外の方が支援をしている中、地元にいる私が何もできずにいることに悩んでいました。
そして、私が選んだ方法は仕事をやめて沖縄を離れ、災害スキームを行っている新潟県の山北徳洲会病院で3ヶ月勤務することでした。
災害スキームとは3ヶ月間の勤務で1ヶ月は災害派遣に行けるというものです。
今回要請を受けて支援に入ったのは地の元沖縄でクラスター支援と濃厚接触者隔離施設で1ヶ月間活動を行いました。
クラスター支援施設はほとんどの入居者様が医療度が高いということも含め、初めての支援ということで少し戸惑いも感じながらもできることは頑張ろうっという気持ちで支援に入りました。
初日、少ない職員でガウンなどの物品が足りない中どうにか業務をこなしている状況でした。
初めて支援のため、ゾーニングなどの環境整備や物品の手配などは別の職員が行うのを見て勉強になりました。
施設長初め職員が感染拡大を防ぎ職員が戻ってくるまで頑張るという前向き施設で、気軽に声をかけてくださりわからないところもお互いを尊重しながら6日間の支援を無事に終えることができました。
私が支援に入る時に気をつけていたことは、相手を尊重しあくまでも施設の職員が主体となって感染拡大を抑えていけるように、そして職員の疲労を出来るだけ抑えられるように心がけました。
また、支援するという立場ではなく支援させていただき一緒に乗り越えるという気持ちで業務を行っていました。
濃厚者隔離施設では急な入所になるため情報が少ない中、転倒や環境の変化における不安の軽減、体調の変化に注意しながらのケアを行うことになり今まで経験したことのない貴重な体験なりました。
今回、実際に地元でのクラスター支援、濃厚者隔離施設での経験通して感じたことは、こんなに大変な支援を県外の方がここまで沖縄のために考え、たくさんのリスクを負いながら支援していたことに本当に感謝してます
そして今回1ヶ月間災害スキームに行かせていただいた山北徳洲会病院関係方ありがとうございました。
看護師 米須かおり
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