初めまして!海外事業本部でボランティアを行っている岡本と申します。
今回は海外事業本部での初めての取り組みである「各国日本語話者オンライン交流会」の活動報告をしていきます。
まずは、今回なぜ日本語話者交流会を開催したのか、その背景についてです。
現在海外3か国には日本語話者(通訳やミャンマードリームトレインの学生)が計25名います。
しかし、彼らが国を超えて交流することはこれまでにありませんでした。コロナ禍で日本語を学んだり話したりする機会が減った者もおり、学習意欲の低下を招いている部分も多少なりともありました。
業務として日本語が必要な人もいれば、日本語能力試験の取得に向けて勉強している人もたくさんいます。
そこで、海外3か国の事業地にいる日本語話者の交流を促進し、スキル向上や学習意欲並びに仕事へのモチベーション増加に繋げられる企画を設けられたらと考え、今回の交流会開催に至りました。
2021年12月某日、ミャンマー・カンボジア・ラオスのそれぞれの地から、計15名ほどが参加してくれました。まずは1人5分程で自己紹介をしてもらい、アイスブレイクとして質問コーナーも設けました。
始めはみんな緊張していて発言も少なったのですが、だんだんとその緊張もほぐれてきたのか、徐々に発言してくれる回数も増えていきました。
その後はトークテーマに沿って話をしていきました。今回のテーマは「日本語学習のやり方について」です。
おすすめの勉強法や日本語学習で行き詰っていることの共有などを行いました。それぞれにとっての勉強法のヒントが得られたのではないかと思います。
1時間半ほどの時間でしたが、あっという間に終わりを迎えました。
開催後、「お互いの国のことや母国のジャパンハートでの活躍を交換出来て良かった」という意見や、「他の国のジャパンハートスタッフに日本語を話せる人が多くいて驚いた」、「皆さんともっと話したい。各国の活動経験なども知りたい」等の感想を頂きました。
日本語学習をする上での刺激を得たり、ジャパンハートスタッフとしての横の繋がりを強めたりできたのではないかと思います。
今後も定期的に交流会を行い、目標としてはジャパンハート内日本語スピーチコンテストなども行えるように、実施していきたいと思っております。
海外事業本部ボランティア 岡本