武蔵野中央病院での医療支援活動に6月8日から6月30日の間、調整員として病院総務の業務支援をさせていただきました、佐々木でございます。
武蔵野中央病院ではコロナウイルス院内感染の影響により、感染防御に用いるマスクやガウンなどの医療資材のニーズが増加しました。
これにより、院内の各病棟への分配作業や物品管理の補助を行い、少しでも現場負担を軽減できるよう支援活動にあたらせていただきました。
武蔵野中央病院は東京都小金井市にある病院で敷地は緑で溢れ都会の喧騒を忘れることができるような病院です。院内感染による混乱やストレスフルな緊張感を想像しておりましたが、職員の皆様はとても冷静で明るく私をはじめとしたジャパンハートの医療者を快く受け入れてくださいました。
一方で、供給が安定しない医療資材を目の前に、病院の維持に奔走する職員の方々の姿もそこにありました。
また、これ以上の「感染」を広げないために一部の病棟はゾーニング(区域管理)がなされ、管理区域での廃棄物は感染廃棄物として特別に管理されました。そのような廃棄物の処理やリネンや物資の配給などに平常時の通常業務では取り扱わないスタッフが応援に入るという状況になっていました。
医療従事者ではない私自身も、区域内で業務を行う医療者が安心安全で滞りない医療を行えるように、上記のような作業に従事し、日々病院に少なからず貢献できたことをとても光栄に思っております。
また、今回はジャパンハートソーシャルネットワークや支援者様からのお力添えにより、医療資材や医療者を元気付ける様々な寄付物資をお配りしました。
このような寄付物資により、目に見えないウイルスとの戦い、終りなき戦いに少しでも癒しを与えることに繋がったと思います。
私は医療者ではないので僅かな支援活動とはなりましたが、病院現場を経験でき、様々な職種の方々が一眼となって勇敢にコロナウイルスと戦い、患者様の安心安全を守り続ける姿がとても心強く思えました。
私は7月以降遠隔でのサポートとなりますが、1日も早くこの事案が収束し本来の日常に戻れることを願っております。
国際緊急救援(iER)佐々木 蓮
▼プロジェクトの詳細はこちらから
国際緊急救援(iER) | 新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ