コロナに対して危機感を抱いているのは患者さんも同じです。
患者さんの中には毎日ニュースをチェックして
「今日の東京の感染者は〇人だよ。」
と教えてくれる方がいます。
他の患者さんからも
「コロナの影響で家に帰りづらいね。」
「変な風邪が流行っているみたいで怖いね。」
「ここの病棟(私の病棟は陽性患者さんは出ておらず、全員PCR-を確認済みです。)にはいないのでしょ?気を付けないとね。」
とコロナに対して様々な声を聞きます。
支援に入った私にできることはそんな患者さんの不安を取り除くことでもあると思います。
ここでは食事の前に患者さんの手指消毒の徹底もしています。
また患者さんの手が触れるであろうベッド柵や手すり、ドアノブ、車いす等々を毎日アルコールで消毒しています。
「どうして掃除しているの?」
と聞かれます。
その時には、見えないウイルスを取り除いてみなさんの安全を守るためだと答えています。
すると、
「大変ねぇ。ご苦労様。」
と安心された表情で労ってくださいます。
これからも患者さんが安心して過ごしていけるように努めていきたいと思います。
国際看護師研修 54期 梅野 弘菜
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国際緊急救援(iER) | 新型コロナウイルスと闘う人々を支え、医療崩壊を防ぐ
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