ジャパンハートは、長崎県からの要請を受け、新型コロナウイルスの集団感染が確認され長崎市に停泊中のクルーズ船「コスタ・アトランチカ」乗組員への医療支援活動を開始しました。
4月29日から各スタッフが現地入りし、翌30日より医師1名、看護師2名、ロジスティック2名、後方支援ボランティア3名での第一隊を構成、早速PPE(個人用防護服)装着、模擬診療などの訓練を受け、午後から活動を開始しました。
4月30日は数時間の活動にとどまり、急変患者対応などはなかったため、今後来る繁忙期に向けたPPE装着マニュアルなどの作成を並行して行い、本日5月1日も朝から活動にあたっています。
医療支援活動の対象者は、主にクルーズ船「コスタ・アトランチカ」内および宿泊施設における陽性者および感染の疑いがある乗組員を予定しています。
ジャパンハートは、長崎県の対馬、上五島などに医療者派遣(RIKAjob https://rikajob.net/)を行っており、そのつながりもあり長崎県から「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動に対する強い要請を受け、本プロジェクトの実施に至りました。
ジャパンハートは5月18日(「コスタ・アトランチカ」出航日)まで、常時医師1名、看護師2名体制による医療活動を継続する予定です。
今回は取り急ぎ、医療者到着のご報告ですが、また活動内容などご紹介できればと思っています。
長崎より、国際緊急救援チーム
International Emergency Relief(iER)