ちょむりあっぷすぉー山下@カンボジアです。
例年本当は寒い…位に気温が下がる11月ですが、
今年はなかなか気温が下がらず、ぐったりーーです。
今月からトヨタとジャパンハートカンボジアが協働して、
当医療センターにて、診察を受けた患者さんへ
反射板付きオリジナル診察券ホルダ―(540個)の配布を開始しました。
そもそも、このプロジェクトが始まるきっかけになったのは、
「当医療センターへ受診してくる患者さんの多くが診察券をなくしてしまう」とトヨタに悩みを相談したところから始まりました。
診察券には、氏名、年齢、住所のほか、当医療センターへ受診した患者さんの患者記録(カルテ)を探すために必要なID番号が含まれているのですが、平均して1日1人、1か月に30人が診察券を持ってくるのを忘れてしまう、もしくは失くしてしまっています。
患者さんによっては、呼び名と本名が混ざってしまうことで、初診時と違う名前を言うこともあり(いつも驚かせられますが…)、その度に受付では、カルテ探しに30分以上費やすこともありました。
また、診察券ホルダーの背面に反射板をつけることで、バイクの運転免許が必要とされず、誰でも運転ができるカンボジアで、交通事故を減らす活動の一環として、トヨタがご協力いただけるということで、今回の診察券ホルダー配布が決まりました。
今回の配布にあたり、これまで何度も現地まで足を運んでくださったトヨタの皆様、どうもありがとうございました。
また配布にあたり、患者さんへのアンケートには、プノンペンのKAIGO日本語学院の皆様にもご協力いただきました。
このオリジナル診察券ホルダーを通じて、患者さんが診察券を大切に保管するとともに、夜間の交通事故に巻き込まれる事が少なくなるよう願っています。