2024年8月末、ジャパンハートにとって初めてとなる腹腔鏡による手術がカンボジアで行われました。
腹腔鏡導入にあたっては外科医の松永明宏先生に進めていただきました。
松永先生が語る導入までの苦労とは・・・?
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■導入のきっかけ
2022年当時、カンボジアでも、富裕層向けの私立病院を中心に腹腔鏡手術が拡がり始めていました。
当院では腹部手術はすべて大きな切開(開腹)手術で行っていました。
日本では腹腔鏡が当たり前の胆石手術(胆嚢摘出術)も開腹手術でした。
そのため、肥満体形の患者さんだと視野が深くて大変苦労していました。
そんな時にたまたま切開手術の傷を見た吉岡先生から
「松永先生、ウチでも腹腔鏡を始めませんか?」と言われたのです。
なるべく安い機器をさっそく選んで、見積りをもらいましたが、その額は1600万円… 。
そんな大金はどこにもありません。
話はここで終わった・・・かに見えました。
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この後、腹腔鏡による手術を実現するまでにいくつもの壁をの乗り越えてきた松永医師。
記事全文をぜひご覧ください。
▼腹腔鏡手術の導入
https://japanvolunteer.org/global_nursing/medical-team-241115/