スオスダイ(こんにちは)!そしてスオスダイ・チェナム・トゥマイ(あけましておめでとうございます)!
カンボジア事業部長期学生インターン祢津(ねつ)です。
1月の「国際正月」、2月の「中華正月」、4月の「クメール正月」と年に3度のお正月があるカンボジア。
中華正月やクメール正月ほどではないものの、年越しの瞬間には、町に爆竹が鳴り響き、花火があがり…大盛り上がりで2023年を迎えました!
今回はそんな年明けの少し前、12月27日に実施した夢の架け橋プロジェクト奨学金候補生向けの説明会の様子をお届けします。
カンボジアの高校には卒業試験があり、試験に合格し、高校を卒業した後に、大学の入学試験があります。
7月末の家庭訪問、そして8月末に行われた面接・筆記試験と、厳しい審査によって選抜された来年度の奨学金候補生5名は12月中旬に無事全員が高校の卒業試験に合格しました。
7月末の家庭訪問の様子はこちらの活動レポートをご覧ください!
https://www.japanheart.org/reports/reports-cambodia/221121-2.html
しかし本番はこれから。2月頃に予定されている大学の入学試験に向けて、勉強だけではなく、入学後の生活の準備もしなければなりません。
今回の説明会ではジャパンハートの奨学事業の説明、そして大学の入学試験に向けてどのような勉強や準備が必要か学生と家族に向けて話しました。
説明会が行われたのは夢の架け橋プロジェクトの提携先であるカンボジア日本友好学園。説明会の前には様子を見に来た子どもたちが、掃除を手伝ってくれました!
説明会が始まると緊張した面持ちの学生たちでしたが、うなずきながら真剣に話を聞いていました。
大学の入学試験に向けた勉強や準備に関しては、現奨学生の医学部8年生ホクレンくんから説明がありました。
今後の試験勉強の事、試験を受けるために必要な書類の事、入学後の大学生活の事…。
黒板にまとめながら、細かい部分まで丁寧に説明をしてくれました!
ホクレンくんは説明の最後に、「みんな大学に合格したら、毎日勉強でとっても忙しくなります。だから実家に帰ったときはゆっくり休むのを許してあげてくださいね!頑張って勉強しろと言わないであげてくださいね!」と家族に向けたアドバイスもしていました!
引き続き、大学入学に向けて懸命に頑張る5名の学生を温かく見守っていてください!
▼ 夢の架け橋プロジェクトについて詳しい内容を知りたい方は下記のURLよりご覧ください。
https://www.japanheart.org/activity/medical-staff/yume-no-kakehashi.html