SuiJoh 様よりこの度、カンボジアで小児がんと闘う患者さんとその家族のために、洗って何度も使用できるマスクをご寄付くださいました!
カンボジアにあるジャパンハートこども医療センターでは、常時30名近くの小児がん患者さんが入院しており、院内で抗がん剤治療、手術治療を行っています。基本的な治療は全て病院内で行うことができますが、当院で行えないCTやMRI検査、放射線治療が必要な時は、患者さんと患者さんの家族を首都プノンペンの大きな病院に連れていきます。
いつ新型コロナウイルスの市中感染が起こるか分からない状況の中で外出するため、重症化のリスクが高い小児がん患者さんを守るためしっかりとマスクを着用してもらい、感染対策を徹底して行っていきたい一方で、病院の医療用使い捨てマスクは医療従事者に優先的に使用したいという思いがありました。
洗って何度も使用できるマスクを患者さんが各自準備できればいいのですが、長期入院している患者さんの家族の中には、経済的事情からマスクを購入できない家族が十数組いました。
そんな病院の課題を解決するため、SuiJoh様より
洗って何度も使用できる子ども用の青色のマスク70個と大人用に黄色のマスク40個をご寄付して頂けることになりました!
子ども用と大人用に何度も洗って使えるマスクをご支援頂いたことで、患者さんの経済的負担をかけずに自分を守るマスクを着用することができるようになりました。
加えて、SuiJoh様のカンボジアの伝統布・クロマーを使ったデザインのマスクが可愛らしくて、幼い患者さんもマスクをつけることのストレスよりも、むしろかわいいマスクをつけることで明るい気持ちになるマスクです。
皆おそろいのマスクを頂けてうきうきした様子でした。
後日、放射線治療をカンボジア国内で唯一行える国立がんセンターに向かう子どもたちはSuiJohマスクをつけていました。(青と白のリバーシブルです。)
抗がん剤治療を終え、無事に退院となった8歳男の子の患者さんも
自宅に帰る日にしっかりマスクを着用していました。
SuiJohの代表 浅野様は以前よりジャパンハートの活動を応援して下さっており、
2019年にはジャパンハートのカーテンのない病棟のために、病室の雰囲気を明るくする素敵なカーテンを特別に作って下さり、ご寄付して下さいました。( カーテンのご支援についてはこちら )
またこの度は小児がん手術のため1月カンボジアに入国した最高顧問吉岡のためにクロマーで作ったおしゃれなネクタイも作ってプレゼントして下さいました。
現時点ではまだ手術着しか着る機会が無いため、着用できる機会が巡ってきておりませんが、こちらも今後大切に使わせて頂く予定です!
SuiJohの皆様、本当にありがとうございました!
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医療支援| カンボジア ジャパンハートこども医療センターでの医療活動