9月8日から16日の9日間、エグチホールディングス株式会社よりEGC株式会社のスタッフ6名(フィリピン人3名、代表取締役はじめ日本人3名)がジャパンハートこども医療センターにソーラーパネルの寄贈と設置のためにいらっしゃいました。
日中の気温が35度を超える中、より太陽に近く、かつ日陰がない中での作業。
見ているだけでも、ジトーっと汗が滴る感覚になります。
そんな中で、パネルの土台を屋根にビス止めする細かな作業から、150枚のパネルを地上から屋上まで吊し上げ配置していく力仕事、ソーラーパネル用のケーブルの配線など多岐にわたる作業を少ない人数にも関わらず、素晴しいチームワークでこなしていく姿は「まさに職人」とため息しか出ませんでした。
【船コンテナから作業コンテナに荷物を移す作業。このためだけに日本から駆けつけて下さいました。】
事前にEGC株式会社の皆様から「ものを設置するだけでは、壊れた際に対応ができない。ぜひ、ジャパンハートカンボジアスタッフに日頃のメンテナンス方法について教えたい」と大変ありがたいお言葉を頂戴し、ジャパンハートカンボジアの現地施設担当スタッフも作業に参加させて頂くことができました。
言葉はお互い通じないながらも、お互い電気の分野で持っている知識で通じ合えるようで、常に真剣な顔つきで作業にあたっていました。
【配線作業にあたるEGC職員とジャパンハート現地施設管理スタッフ】
ソーラーパネルの設備の輸入にかかる関税手続きや輸入許認可、病院までコンテナを運ぶ輸送手続きなどなど、設置に至るまで、気づくとプロジェクト開始から1年超えの長期プロジェクトとなりました。こちらも通関手続きなど未経験の業務に、一筋縄では行かないことばかりでしたが、EGC様に支えていただいたおかげで、設置までなんとかこぎつけることができました。
【ソーラーパネル設置中】
【ソーラーパネル設置後】
物価の安さの割に電気代の高さがほぼ先進国と変わらないカンボジアの電気事情の中で、ソーラーパネルは大変貴重な資源となります。今後最大限、そして大切に使わせて頂きます。
エグチホールディングス株式会社様、EGC株式会社様、誠にありがとうございました。
【設置後、集合写真】