災害発生時の物的支援

ジャパンハートは、自然災害や感染症パンデミック等の有事の際に医療チームを派遣する人的支援の他、物的支援を積極的に展開しています。
行政からの物的支援が充足している昨今においても、特に支援の手が届きにくい要配慮者(高齢者や乳幼児など)への対応を中心に、企業等との連携のもと、迅速な支援を行っています。

ジャパンハートソーシャルネットワーク

災害発生時の物的支援 ジャパンハート

ジャパンハートでは、有事の際に医療機関/福祉施設からのニーズを吸い上げ、医療/介護現場と物資の供給側をつなぎ、迅速で最適な供給を行うことで、安定した医療体制を確保することを目的としたプラットフォーム「ジャパンハートソーシャルネットワーク」を2020年4月に立ち上げました。当該プラットフォーム専用Facebookコミュニティでは、平常時から日本中の医療/介護従事者たちが、自らの職種、所属、地域を飛び越えて横断的なネットワークを構築しており、2022年6月末時点の登録者数は約1000名にのぼります。

▼Facebookコミュニティ「ジャパンハートソーシャルネットワーク」(承認制)
https://www.facebook.com/groups/575335769852591/

▼参考URL:#マスクを医療従事者に – 皆様のご支援で200万枚マスクを調達、200以上の医療機関に配布決定 
https://www.japanheart.org/topics/press-release/200428.html

寄付物資マッチングアプリ「Heart Stock」

災害発生時の物的支援 ジャパンハート

1)活動内容

災害発生時の物的支援 ジャパンハート

災害発生時に必要物資の不足に悩む医療・福祉機関と支援者をダイレクトに繋ぐことを目的として、ジャパンハートは2021年2月に寄付物資マッチングアプリ「Heart Stock」をリリースしました。このシステムを活用することで、「必要なところに必要なだけ」物資の供給が可能になると共に、医療機関/福祉施設を物資の面から支援したいと考えるあらゆる企業や団体が、自らの強みを活かして、「医療の届かないところに医療を届ける」活動に参加することができるようになります。なお、このアプリはFacebookコミュニティ「ジャパンハートソーシャルネットワーク」上で展開され、医療/介護従事者のみが応募可能となっています。

2)実績

2021年2月のリリース後、アルコールやフェイスシールド等の感染防護具、院内等で活用する日用品や美容品、グリーティングカードなど延べ17,164個(2022年3月31日現在)の物資を提供し、現在も継続して支援を行っています。

▼参考URL:必要なものを、必要なところへ。アクセンチュアと共に、新たな物資提供プラットフォーム「Heart Stock」を開発しました。
https://www.japanheart.org/topics/support/210419-2.html

災害支援物資マッチングアプリ「Heart Stock(災害版)」

1)活動内容

国内における大規模自然災害時、特に要配慮者(介護・介助が必要な方、高齢者、妊婦、乳幼児など)のニーズに応じた物資支援には遅延が生じるという問題を受け、平常時より運用されている寄付物資マッチングアプリ「Heart Stock」の災害版として、緊急時用の災害支援パッケージを備蓄し、有事の際に迅速に支援に繋げるためのアプリを2022年9月1日(防災の日)にリリースしました。
今後、全国に備蓄拠点を置くことで、有事の際には迅速に被災した要配慮者のもとに必要な物資を届けることが可能になります。

▼参考URL:【9/1防災の日】「災害用Heart Stock」誕生 災害時に物資が不足しがちな高齢者・乳幼児をサポート。 国内外メーカー各社の協力で実現
https://www.japanheart.org/topics/press-release/220901.html

2)実績

北陸地方:富山福祉短期大学(射水市)

 

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